中央省庁と江蘇省からなるタスクフォース
すべては、患者さまのために。
“オフショア創薬、価値共創の実現へ”
Medicare(以下:MDC)は、2023年11月に、江蘇省泰州市の中国最大級の医療都市である泰州医薬高技術産業開発区[英文名:China Medical City、中文名:中国医薬城](以下:CMC)とクロスボーダーに於ける創薬革新に特化した包括的戦略パートナーシップを締結いたしました。今回の提携スキームにより、今後、医療都市に進出している約1,000社と日本企業との価値共創が創出する「創薬革新の連続性」から新たなエコシステムの醸成を期待しています。私たちは、日本の『Science』が世界をより良く変えていく「未来」を信じています。Innovationと(新薬への)Accessへの弛まぬ探求のもと、めざす未来はただひとつ、革新的新薬で、不治の病がなくなった『未来』を創ること。国境も言葉の壁も超えた新たな『価値共創』をめざし、明日の景色を変えていく人と共に新しい「未来」へ挑戦したいと考えています。
提携内容
1. CMCへの日本企業誘致支援
2. 「オフショア創薬革新」の連続性を創出する新たなエコシステムの醸成
揚子江製薬集団について
中国医薬工業に於いて2014年から6年連続でNo.1のプレゼンスを誇る扬子江药业集团有限公司は、本社を江蘇州秦州市に置き1971年に設立された中国の大手製薬企業です。
泰州、北京、上海、南京、広州、成都、蘇州、常州等にグループ傘下26社以上の企業を擁し、中国全域に直販体制を展開しています。独自の創薬エンジニアリング技術の確立をはじめ、低分子を含む多様な創薬モダリティでの研究基盤を背景とした高い創薬技術が世界的に評価されています。
傘下にグループ4社のR&D子会社を擁し、北京海莎咨询有限公司に於いては北京をはじめ上海、南京、広州、成都で自社大規模治験プラットフォームを構築し、数千人規模の臨床試験を進めています。
画期的なプロジェクトをより速く、より多くの患者さんに届けるため、数理モデルやデジタル技術を最大限活用した業界トップクラスの臨床開発モデルです。生体反応を精緻に理解し、中央研究所に集中蓄積されたあらゆる疾患・ 治療データをスパコンで統合的に解析・利活用することで、エビデンス創出を高度化し、患者さんごとに有効性・安全性を的確に予測するバイオマーカーの開発にも取り組んでいます。
扬子江药业集团は、研究開発志向型の企業として常に挑戦を続け、より高度で、患者さん一人ひとりに最適な治療を行う次世代の個別化医療を牽引すべく、創製革新の進展に取り組み変化する医療の最先端に立ち患者さんのニーズに応える革新的な医療ソリューションを届けています。
揚子江製薬集団の強み
Portonについて
Portonはグローバルの製薬会社、創薬ベンチャー会社と研究機関に、前臨床から上市までカバーした一気通貫型のCDMOサービスを提供しています。中国以外、アメリカと欧州にも研究開発・製造拠点を保有し、低分子をはじめ、ペプチド、オリゴヌクレオチド、抗体、ADC及びゲノム・細胞治療など、多様なモダリティの様々なニーズに応えるような体制を整えています。創薬にチャンレンジしているお客様の立場に立って、End-to-endのサービスを提供し、医薬品の創出がより加速できるよう、Portonがお支えします。※Portonカタログより参照。